日本導入は? ホンダのコミューター向け新型フレーム
公開日:2019.07.19 / 最終更新日:2020.02.20


ホンダのインドネシアにおける二輪車生産・販売現地法人であるピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーターから発売されたスクーターモデル「Genio(ジェニオ)」 に採用される新型フレームeSAFは、ハイテン材の使用や断面形状の最適化などにより、剛性を高めながら従来の同クラスで採用されてきたフレームに対し8%以上の軽量化を実現。軽快な走りと優れた乗り心地に寄与するという。
新型フレームeSAFは今後、アジア地域の他モデルにも展開される予定で、インドネシアではコミューターのフレームを共通化することで、大量生産にも適応できるプレス成型やレーザー溶接の専用設備も導入 している。
ちなみに「eSAF」とはenhanced(強化された、価値を高める)Smart(洗練された、精密で好感度な)Architecture(構造、構成)Frame(車体、フレーム)の略。さまざまなモデルのプラットフォームとして共通化を前提に最適設計され、ハイテンのプレス材やレーザー溶接などの最新技術を採用し、軽量・高剛性化を実現したコミューター用フレームの総称となる。
尚、新型フレームeSAFを世界で初めて採用する「Genio」は若者にマッチしたカジュアルなデザインと日常の使い勝手に優れたコンパクトなサイズ感に、燃費性能をより向上させた新世代の110cc環境エンジンeSPを搭載。現地での価格は17,200,000ルピア。
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