MotoGPクラスでKTMに初表彰台をもたらしたポル・エスパルガロ(Red Bull KTM Factory Racing)。

リカルド・トルモ・サーキットを舞台に行われた2018 FIM MotoGP世界選手権シリーズの第19戦(最終戦)バレンシアGP。時速300キロオーバーで疾走する最高峰MotoGPクラス、すでにライダーズ・タイトルはマルク・マルケス、コンストラクターズ・タイトルはホンダに決定しているが、チーム・タイトル争いは最終戦まで持ち込まれていた。

雨によって転倒者が続出、赤旗中断後に再レースという荒れた展開となった決勝を制したのはドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾ。2位は目覚ましい進歩を果たしたことで、来シーズンより開発面の制約が緩いコンセッション勢から脱して戦うことになるスズキのアレックス・リンス。そして、昨年よりMotoGPクラスへ本格参戦を開始したオーストリアのKTMが、ポル・エスパルガロのライディングにより初となる3位表彰台を獲得した。

一方チーム・タイトルは、このレースを最後に引退するダニ・ペドロサが5位となったことでRepsol Honda Team が獲得。ホンダにとって2年連続となるライダー、コンストラクター、チームの三冠
達成となった。

ジャン・オンジュ(Red Bull KTM Ajo)は世界GPでトルコ人初の優勝でもあった。

Moto2クラスはRed Bull KTM Ajo のミゲル・オリベイラとブラッド・ビンダーが1-2フィニッシュ。Moto3クラスでもRed Bull KTM Ajo のジャン・オンジュがデビューレースで優勝するという27年ぶりの快挙を達成。さらに15歳115日のオンジュは史上最年少優勝記録も更新している。