7月29日、真夏の祭典・鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝が三重県の鈴鹿サーキットで開催された。台風による大会への影響が心配されたが、定刻通り11時30分にレースはスタート。

序盤は鈴鹿8耐4連覇を目指す「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」、ワールドスーパーバイク3年連続チャンピオンであり8耐優勝経験者でもあるジョナサン・レイが加わった「Kawasaki Team GREEN 」、ホンダとして10年ぶりのワークス参戦で話題となった「Red Bull Honda with 日本郵便」が同一周回内で一進一退の緊張が続くトップ争い。中でもヤマハとカワサキのスーパーバイク・ライダーによるバトルが熾烈を極める。

鈴鹿8耐4連覇となった♯21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行/アレックス・ローズ/マイケル・ファン・デル・マーク組。

途中、Kawasaki Team GREENが原因不明のスローダウンで僅かに後退を許すものの、レースが動いたのは中盤から終盤直前。雨によるセーフティカー導入中、スリックタイヤを履いたKawasaki Team GREENのレイがスリップダウン。ダメージは少なかったが、最終的に8時間のレースを最も多くの周回数で最初にチェッカーフラッグの受けたのはYAMAHA FACTORY RACING TEAM。2位は Red Bull Honda with 日本郵便、3位は Kawasaki Team GREENだった。

5位入賞を果たし、♯5 F.C.C. TSR Honda Franceのジョシュ・フック/アラン・テシェ/フレディ・フォレイ組が2017‐2018 世界耐久シリーズのチャンピオンを獲得。

一方、2017‐2018 世界耐久選手権のシリーズ争いにも注目が集まったが、ランキングトップのまま地元・鈴鹿でレースを迎えた「F.C.C. TSR Honda France」が5位入賞。ランキング2位の「GMT94 Yamaha Official EWC Team」(6位) より前にゴールしたことでフル参戦3年目で念願のシリーズチャンピオンを獲得した。日本のチームが世界耐久選手権で王座を獲得するのは今回が初めての快挙。