FIM世界耐久選手権シリーズ(EWC)の第2戦となるル・マン24時間耐久レースが 4月21日(土)・22日(日)、フランスのブガッティ・サーキットで開催された。レースはフレディ・フォレイ/ジョシュ・フック/アラン・テシェ組のF.C.C. TSR Honda Franceが優勝。2位はセバスティアン・ジンバート/グレゴリー・ルブラン/エルワン・ニゴン組のHonda Endurance Racingが入り、ホンダ勢による1-2フィニッシュという結果となった。


F.C.C. TSR Honda Franceはスタートから上位グループの3番手~4番手前後のポジションをキープ。その後、スクリーン破損などの細かなトラブルはあったものの単独2位をキープしていた。

レースも18時間を経過しようとしていた頃、6時間経過の段階ですでに全チームを周回遅れにしていた昨年のチャンピオンにして昨年のル・マン24時間、そして今シーズン開幕戦(ボルドール24時間)の勝者であるトップのGMT94 YAMAHAが転倒、マシンが大破という波乱。耐久レースは何が起こるかわからないもので、5ラップビハインドであったF.C.C. TSR Honda Franceがトップに立つと、その後はポジションを守り切りフィニッシュを飾った。

F.C.C. TSR Honda France藤井正和 総監督のコメント
「遠いフランスの地で、3回目の挑戦となるル・マン24時間で表彰台の中央に日の丸が上がり、君が代を聞いたときは思わず涙がこぼれるくらい震えましたね。フランス人に成りきらなければ、ボルドールとル・マンという2つの24時間レースを持つフランス人には勝てない、と真剣に移住を考え、まず自分自身を変えるところから始めました。それが今回の結果につながり、F.C.C.とHonda Franceがジョイントしていきなり優勝ということを実現できたと考えています。しかし、我々は今年のEWCでチャンピオンになる! ということが目的であり、今回のこのル・マンは優勝とはいえ、あくまで通過点にしか過ぎません。鈴鹿8耐で日本に戻ったとき、皆さんの前でチャンピオンを披露できれば、それに越したことはありません」