ロードレース世界選手権(MotoGP)2017年シーズンの最終戦となるバレンシアGP決勝が11月12日にスペインで行われた。最高峰MotoGPクラスのライダーズ・タイトル争いは、ランキング1位のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム) 、同2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム) に絞られていたが、タイトル獲得の条件はマルケスは11位以上、逆に ドヴィツィオーゾは優勝&マルケスが12位以下と、圧倒的にマルケス優位の状況にあった。

決勝レースではドヴィツィオーゾが3位争いをしていた残り6周でクラッシュによってリタイア。この時点でマルケスのタイトルは確定した。結果はダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)が接戦を制し優勝。2位はルーキー・オブ・ザ・イヤーも獲得したヨハン・ザルコ(モンスター・ヤマハ Tech3) 、3位は堅実な走りを魅せたマルケスだった。

マルケスにとってMotoGPクラスのタイトルは2年連続4度目。また、ホンダにとっては前戦で確定していたコンストラクラーズ・タイトル(2年連続)に加え、レプソル・ホンダ・チームもチームタイトル を獲得したことで3年ぶりの三冠達成となった。

マルク・マルケスのコメント
「このバレンシアで勝って4度目のチャンピオンタイトルを獲得するため、序盤からレースをコントロールしようとしてプッシュしましたが、ザルコ選手を抜いた後の第1コーナーでミスをしてしまいました。このミスの後、彼と競うことにリスクを感じたので、確実にフィニッシュを目指す走りに切り替えたら、ドヴィツィオーゾ選手がリタイアし、チャンピオンを獲得したと知りました。今季の前半戦は、肉体的にも、精神的にも本当にタフなものでした。最初の何戦かは楽しんで走ることができませんでしたが、チームの努力のおかげで走りをエンジョイできるようになりました。今日のレースは本当に信じられません。パルクフェルメに来て初めてチャンピオンになれたと気づいたくらいでした」