真夏の祭典・鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝が7月30日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。1978年に初開催、40周年の記念大会となった今年の鈴鹿8耐は例年通り11時30分、曇り空の下レースはスタート。

序盤、東コースはドライながら西コースのみ雨が降るという難しいコンディションによって転倒車が出るなど混乱の幕開けとなったが、8時間後の19時30分時点で最も多くの周回数で最初にチェッカーフラッグを受けたのは、3年連続ポールポジションスタートの♯21「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」(中須賀克行/アレックス・ローズ/マイケル・ファン・デル・マーク組) 。同チームは鈴鹿8耐・3連覇を達成し、ヤマハにとっても通算7度目の優勝となった。

2位は♯11「Kawasaki Team GREEN 」(渡辺一馬/レオン・ハスラム/アズラン・シャー・カマルザマン組)。3位は今シーズンより世界耐久選手権シリーズ(EWC)へフル参戦を始めた♯5「F.C.C. TSR Honda」(ドミニク・エガーター/ランディ・ドゥ・プニエ/ジョシュ・フック組)だった。

今年の鈴鹿8耐は装着タイヤの規則変更移行期にあり、これまで主流であった16.5インチと来年から主流となる17インチという2種のタイヤ外径を選ぶことができる最後のレースに(優勝したヤマハ・ファクトリーは16.5インチを選択)。そんな中、ブリヂストン(BS)・タイヤを装着したチームが表彰台を独占。BSにとって6回目の快挙だが、今回はさらに10位までがBSタイヤ装着チームであった。

第1回大会を優勝以降、40回全てのレースに参戦している名門であり優勝候補の一角、♯12「YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING」は2周目の転倒によって60位まで大きく順位を落とすものの、最終的には7位でフィニッシュ。ホンダのエース・チームである♯634「MuSASHi RT HARC-PRO. Honda」はヤマハ・ファクトリーと激しいトップ争いを演じてレースを盛り上げたが、転倒とトラブルによって4位という結果に。9年振りに鈴鹿8耐に帰ってきた♯19「MORIWAKI MOTUL RACING」は転倒などがあり、27位に終わった。

鈴鹿8耐は2016‐2017 EWCの最終戦でもあり、シリーズ争いの行方にも注目が集まったが、こちらの戦いは総合11位に入った♯94「GMT94 Yamaha Official EWC Team」 (デビット・チェカ/ニッコロ・カネパ/マイク・ディ・メリオ組)がタイトル獲得となった。

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