「モトレジェンド vol.8 ’88ホンダNSR250R」

“開発ストーリーから読み解くバイクと人”をテーマに、車両に搭載された技術や開発に携わった開発者の情熱を紹介したムック本「モトレジェンド」。第1弾「ホンダCB750F」、第2弾「スズキKATANA」、第3弾「カワサキGPZ900R/750R Ninja」、第4弾「ヤマハRZ250/350」、第5弾「ヤマハSR400/500」、第6弾「ホンダCBX400F」、第7弾「スズキGSX1300Rハヤブサ」 に続き、第8弾として「’88ホンダNSR250R」がリリースされた。

1980年代中盤の日本、レーシングマシンより技術をフィードバック、というよりレーシングマシンに保安部品を付けたようなモデル“レーサーレプリカ”のブームが250から750クラスで発生。特に免許の関係でボリュームゾーンと言えた2ストロークエンジンを搭載する250と4ストロークエンジンを搭載する400の開発競争が激化を極めた。

250クラスでストリート、そしてストリートモデルをベースに争われるプロダクションレースにおいて、1985年にヤマハが放つ「TZR250」(1KT)が“TZ250レプリカ”として人気を博す。その対抗馬としてホンダが1986年に放ったのが、世界GP250ccクラスでフレディ・スペンサーがチャンピオンを獲得したワークスマシン・RS250RWを可能な限り忠実に再現した「NSR250R」(MC16)。高い性能を発揮し、販売面でも成功を収めたが、ヤマハの猛攻を恐れたホンダは正にレーシングマシンの如き開発ピッチで新型を投入。そのモデルがムックの主役、1987年の東京モーターショーに出品され、同年11月より発売された新型「NSR250R」(MC18)である。

1988年モデルにちなんで“ハチハチ”と呼ばれたこのマシン、保安部品を外すだけで即レース参戦可、と言われたほどの過激な仕上がりで、その後MC21(1990年)、MC28(1994年)と1999年まで販売された同シリーズの中で最もインパクトあるマシンは今も“ハチハチ伝説”として語り継がれている。

そんなハチハチNSR250Rの開発に携わった技術者へのインタビュー、当時の記事、カタログ、2ストレプリカ戦国史などを掲載。926円+税。

三栄書房 http://www.sun-a.com/

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