ワークスチームのマルク・マルケス、ダニ・ペドロサ。MotoGPクラスは昨シーズンと同様の5台体制でライダーズおよびコンストラクターズ、チームのタイトル三冠獲得を目指す。

創業以来、世界の頂点を目指し様々なモータースポーツに挑戦、自らの技術を試し、磨き、証明し成長してきたホンダが2017年のモータースポーツ活動計画を発表。コーポレートスローガンである“The Power of Dreams”のもと、世界中で二輪と四輪のモータースポーツ活動を展開、常に勝ちにこだわって挑戦を続けていくという。

主な二輪モータースポーツ活動は以下の通り。
【ロードレース】
〇FIMロードレース世界選手権(MotoGP)
最高峰であるMotoGPクラスは連覇を目指し、昨年同様ワークスチーム「レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)」から昨シーズンチャンピオンのマルク・マルケス、MotoGPクラス参戦12年目となるダニ・ペドロサの2名が2017年型ワークスマシン「RC213V」で参戦。「エルシーアール・ホンダ(LCR Honda)」からカル・クラッチロー、「エストレーリャ・ガリシア・ゼロ・ポイント・ゼロ・マーク・ブイディーエス(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)」からジャック・ミラー、ティト・ラバトが参戦。Moto3クラスには、2017年型ワークスマシン「NSF250RW」を15台投入し、8チーム体制でチャンピオン奪還を目指す。


2017年、ホンダ・ワールド・スーパーバイク・チームはレッドブルをチームのタイトルパートナーとして戦うことに。

〇FIMスーパーバイク世界選手権(WSB)
ホンダの英国現地法人ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドが支援する「レッドブル・ホンダ・ワールド・スーパーバイク・チーム(Red Bull Honda World Superbike Team)」から、2006年のMotoGP世界チャンピオンであるニッキー・ヘイデンとステファン・ブラドルが新型「CBR1000RR SP2」をベースにしたマシンで参戦。

〇FIMアジアロードレース選手権(ARRC)
SS600クラスには、6年連続でのチーム・個人タイトルを狙う「ムサシ・ブンシュウ・ホンダ・レーシング(MuSASHi Boon Siew Honda Racing)」より、2016年チャンピオンのザクワン・ザイディと名越哲平が参戦。AP250クラスには「アストラ・ホンダ・レーシング・チーム(Astra Honda Racing Team)」よりゲリー・サリム、レーザー・ダニカ・アーレンズ、アーウィン・サンジャヤが新型「CBR250RR」で参戦する。


2017年のトピックは、モリワキ・レーシングが鈴鹿8耐に戻ってくること。また、鈴鹿8耐最多優勝(5勝)まであと1勝に迫った清成龍一がモリワキから久々の全日本参戦も見どころ。新型「CBR1000RR SP2」をベースとするマシンも投入される。

〇MFJ全日本ロードレース選手権(JRR)
〇FIM世界耐久選手権(EWC)鈴鹿8時間耐久ロードレース
全日本ロードレース選手権JSB1000クラスには、ホンダ・レーシング(HRC)のテスト契約ライダーである高橋巧が「ムサシ・アールティ・ハルク・プロ(MuSASHi RT ハルク・プロ)」から、「エーユーアンドテルル・コハラ・レーシングチーム(au&Teluru・Kohara RT)」からは秋吉耕佑が参戦。さらに、「ホンダ・ドリーム・レーシング(Honda Dream Racing)」および「トーホー・レーシング(TOHO Racing)」からは山口辰也が参戦し、「モリワキ・モチュール・レーシング(MORIWAKI MOTUL RACING)」からは高橋裕紀に加え、鈴鹿8時間耐久レースなどで優勝経験を持つ清成龍一が参戦する。各ライダーとも新型「CBR1000RR SP2」をベースにしたマシンで参戦。

世界耐久選手権の最終戦となり、同時に40周年を迎える鈴鹿8耐には上記チームの他に「エフ・シー・シー・ティーエスアールホンダ (F.C.C. TSR Honda )」 、「ホンダ・チーム・アジア(Honda Team Asia )」など、世界選手権および各地域の選手権にホンダから参戦しているライダーを選定、優勝を目指す。

【モトクロス】
〇FIMモトクロス世界選手権(MXGP)
最高峰クラスのMXGP(450cc)クラスに、ワークスチーム「チーム・エイチアールシー(Team HRC)」から、昨年ルーキーイヤーながらチャンピオンを獲得したティム・ガイザーが、ランキング5位のイブジェニー・ボブリシェフとともに参戦。両ライダーとも2017年型ワークスマシン「CRF450RW」を駆りクラス連覇を目指す。MX2クラスには、昨シーズンに全日本モトクロス選手権のIA2(250cc)クラスでチャンピオンを獲得した能塚智寛が、ミケーレ・セルベリンとともに「チーム・エイチアールシー(Team HRC)」からワークスマシン「CRF250RW」で参戦、タイトル獲得を目指す。

〇AMAスーパークロス世界選手権シリーズ(450SX)
450SX(450cc)クラスには、ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターの運営するワークスチーム「チーム・ホンダ・エイチアールシー(Team Honda HRC)」から、新たにチームの一員となったケン・ロクスンと、2年目となるコール・シーリーが2017年型「CRF450R」で参戦しチャンピオン獲得を目指す。


Team HRCのオフロードライダー、(左から)世界へ羽ばたく能塚智寛、世界から帰ってきた山本 鯨、そして“絶対王者”成田 亮。全日本IA1クラスへは再び2名体制となった。

〇MFJ全日本モトクロス選手権(JMX)
IA1(450cc)クラスには、2016年シーズンのチャンピオンで、これまでに11回のチャンピオンを獲得した成田 亮に加え、2012年のIA2(250cc)クラスチャンピオンで、2016年シーズンにモトクロス世界選手権シリーズMXGPクラスへの参戦経験を持つ山本 鯨がワークスチーム「チーム・エイチアールシー(Team HRC)」から、ワークスマシン「CRF450RW」で参戦、同クラスでの連覇を狙う。

【トライアル】
〇FIMトライアル世界選手権(WCT)
ワークスチーム「レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)」から、10年連続チャンピオンのトニー・ボウ、昨年、参戦22年目にして通算300戦を迎えた藤波貴久、昨シーズンランキング6位で若手のハイメ・ブストがワークスマシン「COTA4RT」で参戦。トニー・ボウは個人タイトル11連覇を狙う。


2016年は40歳にして4年連続チャンピオンを獲得した “GATTI”こと小川友幸 はもちろん、5年連続通算7度目のチャンピオン獲得を目指す

〇MFJ全日本トライアル選手権(JTR)
IASクラスでは、昨年、自身6度目のチャンピオンを獲得したHRCのテスト契約ライダーである小川友幸が「RTL300R」を駆って「エイチアールシー・クラブ・ミタニ(HRC CLUB MITANI)」から参戦。

■筆者プロフィール

Bike Life Lab supported by バイク王
~バイクがあれば もっと楽しい~
すべてのライダーに贈るバイクコンテンツサイト「Bike Life Lab」では、お役立ちコラムからおすすめバイクロード、Bike Life Lab研究員によるお楽しみコンテンツまで幅広く掲載中。