全日本ロードレース選手権J-GP2クラスで2012年にチャンピオンを獲得、2013年からは国内のカワサキ主力チームであるチームグリーンよりZX-10Rを駆り 、国内最高峰JSB1000クラスに参戦。2016年の鈴鹿8耐では柳川 明、レオン・ハスラムと共にカワサキに2009年以来となる2位表彰台をもたらすなどの活躍を見せた渡辺一樹。2017年シーズンは全日本を離れ、世界選手権をフル参戦することとなった。

参戦するカテゴリーは、スーパーバイク世界選手権(WSBK)と共に11か国を転戦、世界各国より猛者が集まるハイレベルなシリーズであるスーパースポーツ世界選手権(WSS)。所属チームはイタリアに本拠を構える「Team Go Eleven」で、マシンは2012年から慣れ親しんでいるカワサキ(ZX-6R)を駆る。

既に国内ではJ-GP2を共に戦ったRS-ITOHと、そしてヘレス・サーキットで行われた3日間のテストでは新チームと共にWSSの実戦を見据えたテストを完了。本戦を想定し、WSSでも実施されているスーパーポール(予選)までにどれだけタイムを上げられるかなどのシミュレーションを行う。初めて使うピレリのタイヤは「扱いやすい」印象だったという。

ロードレースを始めて12年、“いつかは世界戦へ”という夢が叶った彼。コミュニケーションはまずまずの様子だが、Team Go Eleven は決してトップチームではない。今後は様々な困難に直面することは覚悟の上、レーサーである以上、渡辺一樹は当然勝ちを狙っていると語る。

開幕戦は2月26日に決勝が行われるオーストラリア(フィリップアイランド)。渡辺一樹の活躍に注目されたし!

渡辺一樹 オフィシャル・ウェブサイト  http://kazuki26.racing/

渡辺一樹:1990年10月2日生(26歳)。山梨県甲府市出身。13歳の時にミニバイクに乗り始め、2006年、筑波ロードレース選手権 GP250クラスに参戦を開始(シリーズランク2位)。2007~2009年、全日本ロードレース選手権GP250シリーズに参戦。2009年MotoGP 第2戦(ツインリンクもてぎ)にワイルドカード参戦(14位)。2012年に全日本ロードレース選手権 J-GP2クラスに参戦、シリーズチャンピオンを獲得。2013年よりチームグリーンから全日本ロードレース選手権 JSB1000クラスに参戦、2015年ランキング3位に。