春に向け、各社タイヤ新製品をリリース!
ブリヂストン「BATTLECRUISE H50」
Vツインエンジンを搭載するクルーザー系二輪車向けチューブレス・バイアスタイヤの新製品として2017年2月より発売。世界最高峰のバイクレース用タイヤの開発でも活用してきた、タイヤの接地面挙動を計測・予測・可視化する独自のタイヤ開発技術「ULTIMAT EYE」を採用。リアに新開発のコンパウンド及び新形状を採用することで耐摩耗性能を追求。さらに、フロントタイヤとリアタイヤの摩耗バランスを均一化することで、摩耗による車両性能変化の最小化が目指される。
他、フロントタイヤに最適な形状、構造を採用することでキャンバー角によらず大きな接地面積と均一な接地圧分布を得ることができ、高いハンドリング性能を追求。路面凹凸吸収性能を追求することでハンドルに伝わる振動が減少、スムーズな乗り心地に貢献している。
サイズはフロント4サイズ、リア4サイズをラインナップ。2018年には14サイズの追加を予定。
ブリヂストン http://www.bridgestone.co.jp/products/tire/mc/
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ダンロップ「SPORTMAX α-14」
ビッグバイクから軽量バイク向けのレースレプリカ・ラジアルタイヤとして2017年1月1日より順次発売。従来品(α-13)に対しグリップ性能を大幅に向上させながらライフ性能も向上。フロントタイヤには新構造の2カットベルト構造を採用し軽快なハンドリングと接地感・安心感を高次元で両立するとともに、リアタイヤにはジョイントレスベルトの張力分布を最適化するベルト張力最適設計「V.B.T.T.(べリング・ベルト・テンション・テクノロジー)」を採用することで接地感とトラクション性が向上。
また、独自の「C.T.T.(キャンバースラスト・チューニング・テクノロジー)」を活用した新プロファイルと新パターンにより、優れた旋回性を発揮することで、軽快でリニアなハンドリングも実現。これら新技術の投入により、街中からワインディングなど一般路での性能を維持しながらサーキット走行性能を一段と高めている。
発売サイズはフロント8サイズ(Zレンジ:5サイズ、Hレンジ:3サイズ)、リア16サイズ(Zレンジ:10サイズ、Hレンジ:6サイズ)。
住友ゴム工業 http://ridersnavi.com/
ミシュラン「POWER RS」
モーターサイクル用スポーツタイヤとして2017年春より順次発売。POWER RSはこれまでのタイヤ開発における多様なイノベーションを1本のタイヤに結集させた高次元パフォーマンスタイヤで、リアタイヤにはMICHELIN ACT(アダプティブ・ケーシング・テクノロジー)を更に進化させた「MICHELIN ACT+」を採用。
発売サイズはフロント4サイズ、リア9サイズの計13サイズ。
日本ミシュランタイヤ http://www.michelin.co.jp/
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