バイクブームに沸いた1980年代から国内の二輪車出荷台数が減少(1980年の約237万台に対し、2015年はその1割強の約37万台)を続ける一方、スポーツモデル・YZF-R25購入者の約半数が29歳以下であるなど、リターンライダーのみならず若者にもバイク人気が戻りつつあるという市場背景を受け、ヤマハ発動機は9月、インターネットで意識調査を実施した。対象は全国20~69歳の男女1040人(免許保有者520人・免許非保有者520人)。

結果、約半数、2人に1人が何らかの理由でバイクに乗ることを諦めていることが判明。バイクに乗りたいと思うものの乗れないその理由は、免許保有者・非保有者共に購入・維持費など経済的理由や事故が怖いなどの回答が目立つという。また、免許非保有者の3割以上がバイクに憧れをもっていることも調査の結果、明らかとなった。

そんなこともあり、二輪市場活性化の可能性を探るヤマハは11月15日に「断念バイカー救済イベント」を開催。一般の断念バイカーを招き、“仮面ライダー響鬼”で主演、最近は“家電タレント”としても知られる細川茂樹さん、芸能界の“断念バイカー”であるメイプル超合金(安藤なつ/カズレーザー)をゲストに迎えトークショーが行われた。

“LMW(リーニング・マルチ・ホイール)テクノロジー”を採用したヤマハの三輪バイク「トリシティ125」こそ、断念バイカーがまずバイクに乗るきっかけとなる最適なモデルなのではないか? というイベントなのだが、その理由は●125ccの原付二種という安い維持コスト●フロントに二輪を備えることで安定感があり転倒リスクを軽減している、ということ。トークショーの後には一般の断念バイカーを対象に、特設コースで実際にトリシティ125を使ったバイク講習会も行われた。

果たしてトリシティは断念バイカーの救世主となるのか? 軽二輪版となる「トリシティ155」も近日発売ということもあり、今後も各地での救済イベント開催に期待したい。

仮面ライダーとして活躍した俳優でありベテランライダーである細川茂樹さん、メイプル超合金のお二人をゲストにトークショー。安藤さんは20歳の時に中型免許を取得、最近は大型免許取得に向け教習所に通うも大型バイクでの転倒、引き起こしに不安を感じるという。カズレーザーさんはヒーローものに憧れ二輪車に興味はあるものの……。そんな「断念バイカー」に細川さんはバイクに乗ると●非日常を味わえる!●自己主張が出来る!●毎日がアクティブになる! とプレゼンを展開。

トークショーの後、一般参加「断念バイカー」の皆さんを対象に特設コースでバイク講習会を実施。トリシティの特徴である安定感・安心感を体験する。

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