10月16日に決勝レースが行われたFIM MotoGP世界選手権シリーズ第15戦・日本グランプリにおいて、最高峰MotoGPクラスで予選2番手からスタートしたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が優勝。3戦を残し、2016年シーズンのライダーズ・タイトルを獲得した。

決勝レース前、マルケスが日本GPでタイトルを獲得できる条件は、まず自身が優勝すること。そして、シリーズ・ランキングを52ポイント差で追うバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ MotoGP)が14位以下、 同じく66ポイント差で追う昨年のチャンピオン、ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ MotoGP)が4位以下となった場合。

多くのレースファン、何よりマルケス自身もタイトル争いで優位な立場にあったものの、ヤマハの2強を相手に日本GPで早々にタイトルが決まるとは思っていなかっただろう。

が、最高峰クラスで幾度もタイトルを獲得してきたヤマハの両選手が相次いでまさかの転倒、リタイア。4ラップ目でトップに躍り出たマルケスは、2位以下との距離を徐々に引き離し独走で優勝を飾り、ホンダにとって地元の日本、さらにホームコースとも言えるツインリンクもてぎでのタイトル獲得となった。

今回の日本GP、ワイルドカードでマシン開発を兼ねた参戦となった中須賀克行(ヤマルーブ・ヤマハ・ファクトリー・レーシング)は11位に。フリープラクティスで転倒、怪我のよって欠場となったダニ・ペドロサの代役としてぶっつけ本番で昨年のドイツGP以来のレースに挑んだ青山博一 (レプソル・ホンダ・チーム)は15位だった。

マルク・マルケスのコメント
「とにかく信じられません。レースが始まる前はチャンピオンになれるなんて思ってもいませんでしたし、ここでチャンピオンになることは無理だと話していました。ただ、ロッシ選手がリタイアしてからは、とにかくプッシュしようと頑張りました。ひたすらベストを尽くしていて、残り3ラップのところでピットボードにてロレンソ選手がリタイアしたことを知り、集中することが難しくなり、4コーナーか5コーナーでミスをしてしまいました。今回のタイトル獲得は、昨年は取れなかったことと、Hondaのホームサーキットである茂木で確定したことで、自分にとって特別です。また、チームにとっても、そして今年亡くなった自分の祖母にとっても特別な瞬間だと思います」

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