全日本選手権で5度(1995・1998~2001年)、2004年には世界選手権でもチャンピオンを獲得した藤波貴久。

トライアルはイギリスがその発祥の地と言われ、ライディング技術の正確性を競う競技だ。自然の中に設けられたルートに沿い、複数のセクション(採点区間)内にある岩山や急坂、沢などをいかに足を着かずに走破するかを競い、テクニックや体力に加え、走行ラインを読む知的な能力も必要とする。

そんなトライアルの国別対抗世界選手権「TRIAL DES NATIONS 」(トライアル・デ・ナシオン)が、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)の主催によって年に一度開催される。ナショナルチームとして戦う、サッカーで言えばワールドカップ、テニスで言えばデビスカップのようなイベントである。

今年は「2016 FIM トライアル・デ・ナシオン」として9月10日・11日、フランスのIsola2000が舞台。ルールの変更によって今年から3名で結成される代表チームは、日本からは世界選手権に参戦中の藤波貴久(Repsol Honda Team)、全日本選手権でチャンピオン争いをしている小川友幸(HRC CLUB MITANI)と黒山健一(YAMAHA FACTORY RACING TEAM )の3選手に決定した。

2011年以来4年ぶりの参戦となった昨年は3位入賞を果たした日本代表チーム。現在考えられる最強のメンバー(1995年から2015年までの21シーズン、全日本トライアル選手権・最高峰クラスのチャンピオンはすべてこの3名によるもの)が揃ったところで、更に上の成績に期待したい。


全日本選手権で5度(2007・2010・2013~2015年)チャンピオンを獲得している小川友幸。

全日本選手権で11度(1996・1997・2002~2006・2008~2012年)チャンピオンを獲得している黒山健一。

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