川崎重工の社員有志が集い、今から40年以上も前となる1975年に設立されたプライベートチーム「Team 38」。その名の由来は、カワサキのテストライダーが所属する実験技術部が明石工場内の第38工場を拠点としていることからだとか。

Team 38にとってレースとは「自らが創った製品とあらためて向き合い見つめ直すことで、自らも成長することを目的」としている。レース活動で得たさまざまな経験は、次なるカワサキ製品に品質向上に活かされているという。

そんなTeam 38、昨年は異常気象によってコースが水没、中止となってしまった世界で最も有名な最高速競技「ボンネビル・スピードウィーク」(アメリカ・ユタ州)への再挑戦を発表。Ninja H2Rのポテンシャルを解放し、その真価をはかる。

昨年は代替レースとなった「モハヴェ・マイル」に参戦。Team 38のNinja H2Rは停止位置からフル加速を行い、1マイル(約1.6km)到達地点で348.2km/hをマークしている。ちなみにボンネビルのコースは全長5マイル(約8km)。長い加速区間により、Ninja H2Rの記録に期待がかかる。

尚、今年の鈴鹿8耐・決勝日のオープニングセレモニーでは、昨年モハヴェを走ったNinja H2Rがデモランを行なうことも決定した。

「ボンネビル・スピードウィーク」概要
日 程 : 2016年8月13日~19日
場 所 : ボンネビル・ソルトフラッツ・インターナショナル スピードウェイ(アメリカ・ユタ州)
主 催 : サザンカリフォルニア・タイミングアソシエーション
出場クラス : 1000MPS-BF (1,000cc以下、風防つき、改造可、過給可)
マシン : Ninja H2R (ボンネビル・スピードウィーク仕様)
エンジン :スタンダード
シャーシ : アッパーウイング&ロアウイング取り外し フロントカウル・フラットサーフェス化 フロントフェンダー大型化 チェーンカバー・レギュレーション対応 リアスプロケット変更 タイヤ変更(ダンロップGP-Aプロ)
ライダー : 山下 繁(カワサキテストライダー)

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