1月2日にアルゼンチンのブエノスアイレスをスタート、ボリビアを経由し、1月16日にアルゼンチンのロサリオでゴールを迎えた「ダカールラリー2016」。今年は南米開催となって初めてチリを通過せず、ルート上にアタカマ砂漠のないラリーとなったのが特徴。15日間・総走行距離9,500kmに及んだ世界一過酷な戦いは、悪天候によるスペシャルステージのキャンセルなどから始まり、後半戦のコース設定や高い気温が参加者を苦しめるという波乱の展開に。

最終(総合)結果は二輪部門でオーストラリアのトビー・プライスが優勝。自身にとって初の栄冠であり、KTMにとっては連勝を15に伸ばす結果となった。カムバックから4年目となったホンダ勢は今年も速さを披露しながらもメインライダーであるTeam HRCのホアン・バレダがトラブル、昨年2位のパウロ・ゴンサルヴェスは大転倒によるメディカルチェックでリタイアとなり、Honda South America Rally Teamのケビン・ベナバイズが4位に。表立ったファクトリー参戦を表明していないヤマハはエルダー・ロドリゲスが5位に入った。

マルク・コマの引退により、優勝経験ライダーが居なくなった今年の二輪部門を制したKTMファクトリーのトビー・プライス。コマ、シリル・デプレに続き、南米ダカールラリー3人目のウィナーに。


ホンダ勢最上位の4位となったHonda South America Rally Teamのケビン・ベナバイズ。

Team HRCから過去9度優勝しているヤマハに移籍したエルダー・ロドリゲスは5位。

また、四輪で5度の市販車クラス優勝を誇る ラリースト・三橋 淳はKTMを駆り再び二輪でダカールラリーに参戦。南米に舞台を移したダカールラリーで日本人としては二輪部門で初となる完走を果たした。

ダカールラリー2016・総合順位
1位:T.プライス (KTM)
2位:S.ソヴィッツコ (KTM)
3位:P.クインタニラ (ハスクバーナ)
4位:K.ベナバイズ (ホンダ)
5位:H.ロドリゲス (ヤマハ)
6位:A.ファン・ベヴェレン (ヤマハ)

■筆者プロフィール

Bike Life Lab supported by バイク王
~バイクがあれば もっと楽しい~
すべてのライダーに贈るバイクコンテンツサイト「Bike Life Lab」では、お役立ちコラムからおすすめバイクロード、Bike Life Lab研究員によるお楽しみコンテンツまで幅広く掲載中。