自律走行する「Motobot(Ver.1)」

「挑戦は始まったばかりです。しかし、ロッシの背中を懸命に追う彼は数年後、私たちをアッと驚かせるかも知れません」

昨年秋に開催された第44回東京モーターショー2015にて、ヤマハ発動機の柳 弘之 社長より“未来のヤマハ・ライダー”として紹介され、大きな注目を集めたヒト型自律ライディングロボット「Motobot(モトボット)」。ヤマハにとってMotobotは、高い目標にチャレンジする過程で獲得できる高度な技術を、将来の先進技術やライダー支援システムなどへ応用するほか、新規ビジネス開拓に繋げていくことが開発の目的。

スーパースポーツのフラッグシップモデル・YZF-R1Mを操り走る映像で世界中に衝撃を与えたが、自律走行を実現した第1フェーズに続き、第2フェーズでは2017年に車両に改造を加えることなく時速200km/hを超えるサーキット走行を目指している。

そんなMotobot、開発の第2フェーズ始動に伴い、現在のパートナーである「SRI インターナショナル」と引き続き、共同開発を行っていくことで合意。開発が加速すれば、Motobot がロードレース界の“生きる伝説”、あのバレンティーノ・ロッシに迫る速さを発揮するのは、柳社長が言う通り遠い未来ではないかもしれない。今後の進化に注目していきたい。