11月1日、スポーツランドSUGOで開催された全日本トライアル選手権の2015年シーズン最終戦。ランキングトップのディフェンディングチャンピオン・小川友幸(ホンダ)と 同2位・黒山健一(ヤマハ)が6ポイント差で迎えたチャンピオン争い、黒山は自身が勝って小川が4位以下であれば逆転チャンピオンの可能性が残されていた。

オールクリーンの勝利を目指した小川であったが、1ラップにあわや転倒という勝利やチャンピオンも危うくなるミスを冒す。対する黒山は減点0のパーフェクトの走り。2ラップを接戦の1位・黒山、2位・野崎史高 (ヤマハ)、3位・小川という順位で終え、迎えた3ラップ。黒山は転倒により痛恨の減点5、優勝争いから脱落。

結果、野崎が今季初勝利を獲得。今シーズンより新たに投入された2ストロークエンジンを搭載するTY300Rに初の勝利ももたらした。2位となった小川は最年長チャンピオン記録を更新し3連覇を達成。自身5度目の全日本チャンピオンとなった。

小川友幸

小川友幸(IAスーパークラスチャンピオン)のコメント
「第2セクションで1点減点をしてしまったときには、これはまずいと思いました。今日はもうダメだと思ったほどです。しかしその後、減点をせずに3ラップを走り終えたのは、自分でもよくやったと思います。SSは3人ともクリーンするのではないかと思っていたのですが、SS第1で黒山選手が失敗してしまいました。SS第2では、野崎選手に減点1点がついていましたから、同じ1点なら優勝ができたのですが、ここはクリーンをしてやろうと思って、フロントを上げたままタイヤを通過しようとしたところ、滑って落ちてしまいました。最後に勝利ができなかったのは残念といえば残念ですが、でもチャンピオンをとれて、3連覇ができて、今はほっとしています。1シーズン、応援ありがとうございました!」

黒山健一

最終戦は野崎史高が今シーズン初優勝。2位となった小川は39歳で3年連続・5度目の全日本チャンピオンに。

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