全日本ロードレース選手権の最終戦となる「第47回MFJグランプリ」が11月1日、鈴鹿サーキットで開催された。最高峰クラスのJSB1000では中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が、ヤマハ発動機60周年記念カラーが施された新型YZF-R1を駆り、最終戦の特別ルールで行なわれた2つのレースをポール・トゥ・フィニッシュで完全勝利。開幕戦の2位を除いて全て優勝(8戦中7勝)という圧倒的強さでチャンピオンを獲得した。

今シーズンの中須賀は、平 忠彦氏(1983・1984・1985年)と藤原儀彦氏(1987・1988・1989年)、そして自身(2012・2013・2014年)がもつ国内最高峰クラス3連覇の記録を塗り替え、全日本ロードレース史上初となる4連覇、6度目のチャンピオンという偉業を達成。7月に開催された鈴鹿8耐でも19年ぶり5度目の優勝をもたらすなど、ヤマハ創業60周年の年に相応しい大活躍であった。

SB1000クラスチャンピオン:中須賀克行+ヤマハYZF-R1(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)

中須賀克行(JSB1000クラスチャンピオン)のコメント
「ヤマハ発動機の創立60周年という記念イヤーに、全日本ロードレース史上初の4連覇を達成できたことは本当にうれしいし、ヤマハの一員であることを誇りに思います。今年は、自分にとって初めてのファクトリーチームでの戦いとなり、マシンも新型のYZF-R1、しかも60周年という節目の年で、さまざまなプレッシャーを感じながらのシーズンインとなりました。その開幕戦では優勝できませんでしたが、続く第2戦オートポリスから、終わってみれば7戦連続でポール&ウィンを達成し、4連覇を実現することができました。これは本当にチーム力のおかげだと思っています。チームスタッフをはじめ、応援していただいたファンの皆さま、そして関係者の皆さまに心から感謝します。本当にありがとうございました」

J-GP2クラスチャンピオン:高橋裕紀+モリワキMD600(MORIWAKI RACING)

ST600クラスチャンピオン:横江竜司+ヤマハYZF-R6(ヤマハタイランド Racing Team)

J-GP3クラスチャンピオン:水野 涼+ホンダNSF250R(MuSASHi RTハルク・プロ)

MFJグランプリは2015年シーズンを締めくくるべく全クラスのレースを開催。J-GP2クラスは高橋裕紀(MORIWAKI RACING) がポール・トゥ・フィニッシュ。全6戦中5勝の強さで2連続チャンピオンを達成した。またST600クラスは横江竜司(ヤマハ)が、J-GP3クラスは水野 涼(ホンダ)がチャンピオンを獲得している。

●2015全日本ロードレース選手権シリーズランキング
JSB1000クラス

1位 中須賀克行(ヤマハ)203 ポイント
2位 高橋 巧(ホンダ)149 ポイント
3位 渡辺一樹 (カワサキ)135 ポイント
J-GP2クラス

1位 高橋裕紀(MORIWAKI )128 ポイント
2位 生形秀之(スズキ)121 ポイント
3位 関口太郎(HARC-Pro)100 ポイント
ST600クラス

1位 横江竜司(ヤマハ)104 ポイント
2位 D.クライサルト(ヤマハ)97 ポイント
3位 大久保 光 (ホンダ)81 ポイント
J-GP3クラス

1位 水野 涼(ホンダ)115 ポイント
2位 真崎一輝(ホンダ)111 ポイント
3位 栗原佳祐(ホンダ)98 ポイント