ル・マン24時間や鈴鹿8時間などで知られるFIM(国際モーターサイクリズム連盟)が主催する二輪世界耐久選手権(EWC)は、市販車の走行性能、耐久性など総合力が求められる耐久レースのシリーズ戦だ。

スズキフランス(スズキのフランス子会社)が運営する、発足35年の名門・二輪耐久レースチーム「スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)」は、同シリーズにスーパースポーツ・モデルのGSX-R1000をベースとするマシンで参戦。ライダーにヴァンサン・フィリップ、アンソニー・デラール、エティエンヌ・マッソンを起用し、開幕戦(ル・マン24時間)での優勝を皮切りに、シリーズランキングトップを快走続ける。


市販車GSX-R1000をベースとするマシンで参戦。高い総合力を発揮した。

9月19・20日、ブルーとホワイトのスペシャルカラーマシンで参戦した最終戦(ボルドール24時間)ではレース中盤の車両トラブルによってピットイン。トップに差をつけられるも、その後は着実に周回を重ね3位でゴール。結果、SERTは同シリーズで2年ぶり、14度目のシリーズチャンピオンに輝く。全戦において、GSX-Rが高い総合力を発揮したシーズンであった。

(左より)SERTに14度目の栄冠をもたらしたアンソニー・デラール、エティエンヌ・マッソン、ヴァンサン・フィリップ。

スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)2015年シーズンの成績
第1戦 ル・マン24時間(フランス) 1位
第2戦 鈴鹿8時間(日本) 4位
第3戦 オッシャースレーベン8時間(ドイツ) 2位
第4戦 ボルドール24時間(フランス) 3位

シリーズポイント
1位 Suzuki Endurance Racing Team 154
2位 GMT 94 YAMAHA 132
3位 SRC Kawasaki 100