日本代表チームがトライアルの”ワールドカップ”的イベントで3位入賞!
トライアル日本代表選手たち。(右より)藤波貴久 、小川毅士 、柴田 暁 、小川友幸。
9月20日、スペイン・タラゴナで開催された「2015 FIM TRIAL DES NATIONS (トライアル・デ・ナシオン)」。今から31年前の1984年に始まったこのイベントは、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が年に1回開催する、サッカーでいえばワールドカップ、テニスで言えばデビスカップのように、様々なセクションを“技”によってクリアしていくトライアル競技をナショナルチームで争う国別対抗世界選手権。
1987年に初参加を果たした日本代表チームはこれまで17回参加。2000年、2007年、2008年に2位を獲得している。
今回、2004年のトライアル世界チャンピオンである藤波貴久をはじめ、小川友幸、小川毅士、柴田 暁で挑んだ日本チーム。成績は減点128とイギリスチームと並ぶ接戦を展開したが、クリーン(減点0のセクション)数で上回った日本が3位入賞を果たした。日本チームの参戦は2011年以来で、3位以内の表彰台獲得は2008年以来11度目となった。
尚、9年連続世界チャンピオンのトニー・ボウを擁するスペインチームは圧倒的成績で今年も1位(12年連続)と、最強の“トライアル王国”であることを証明している。

1位 スペイン 減点20 クリーン 125
2位 フランス 減点109 クリーン 75
3位 日本 減点128 クリーン 76
4位 イギリス 減点128 クリーン 74
5位 イタリア 減点132 クリーン 68
6位 ノルウェイ 減点224 クリーン 37
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