ホンダ、日本生産回帰!原付スクーターを熊本製作所で生産開始
公開日:2015.10.02 / 最終更新日:2019.10.23
新型ジョルノ。ダンクやタクト同様、燃費性能に優れる水冷4ストロークエンジンを搭載。
10月2日発表(同16日発売)となる新型原付スクーター「ジョルノ」のラインオフ式典が9月11日、世界中のホンダ二輪車生産の”マザー工場”と言われる本田技研工業・熊本製作所にて行なわれた。
ホンダが国内で販売している50ccの原付一種モデルは、これまで中国で生産されてきたジョルノをはじめ9割以上が海外生産だったが、近年の経済状況の変化によりグローバルで適切な生産割り当ての見直しについて検討。フルモデルチェンジとなる新型ジョルノより日本で生産することとなった。
今後は順次、ベトナムで生産している原付スクーター「ダンク」「タクト」も熊本製作所に生産が移管される予定だ。
本田技研工業株式会社 取締役 執行役員 青山真二 二輪事業本部長 のコメント
「本日ラインオフする新型ジョルノは、コミューターモデルの日本生産回帰につながる第一弾になります。熊本製作所においては、コミューターから大型の趣味商品まで、生産方法が異なるさまざまな二輪車を生産し、より多くのお客様に提供できるように一層の努力を図ってまいります」
![]() 熊本製作所で行なわれたラインオフ式典の模様。 |
![]() ラインオフ式典でスピーチする本田技研工業株式会社 取締役 執行役員 青山真二 二輪事業本部長。 |