長野・高峰高原を舞台に、地域振興と自動車文化の成長に寄与する新たな”交流型イベント”を目的に、2012年より開催 されている 「浅間ヒルクライム」。今年は5月30日(土)・31日(日)の2日間、「アサマ2000パーク」をメイン会場に二輪から四輪、新旧のスーパーカーからレース車両まで数多くの車両が、高峰高原へと上がるチェリーパークラインでヒルクライムデモンストレーションが行なわれた。

戦後日本初の二輪車専用「浅間高原自動車テストコース」が完成、1955年から浅間火山レースが開催されるなど、日本のモータースポーツの発祥の地ともいえるこの浅間周辺で、再びモータースポーツイベントで盛り上げたいという主催者の思い入れは強い。

公道を一時的に封鎖(1セッションあたり2時間前後の一時的な通行止め)することで、競技専用車等のナンバー無しの車両も走行できるということで、今回も125台のエントリーを集めたが、中には非常に貴重な車両などもあり、ギャラリーにその走行する姿を見せることができた。

二輪の参加台数はまだ少なく、エントリーリスト上では二輪6台、サイドカー3台にとどまっていた。

昨年はMotoGPマシンのRC213Vが峠道を走ったことで話題となったが、今年はその公道版として世界から注目を集めている「RC213V-S」をホンダが持ち込み、HRCテストライダーである青山博一がライデイング(公道初走行)。世界で213台が販売予定という”夢のマシン”の走り、サウンドを披露した。

しかし、残念ながら、初日午前中に行なわれた最初の走行セッションで、サイドカーの1台が単独事故を起こし、ライダー、パッセンジャーともに救急車で搬送されるという自体となり、1回目の走行セッションはその時点で終了。午後に予定されていた2回目のセッションも中止となってしまった。

幸いなことに、2日目のヒルクライムデモンストレーションは予定通り行なわれた。古い車両も多く、車両火災など小さな車両トラブルはいくつか見られたものの、無事イベントは終了。今回は不幸にも負傷者が出てしまったが、公道封鎖しての非常に稀有な国内イベントだけに、今後も継続的なイベント開催に期待したい。

車両価格2600万円超!とウワサされるMotoGPマシンの公道版「RC213V-S」が走った!

カワサキH2をはじめ新旧バイク、サイドカーが来場者の目の前を駆け抜けた。

世界チャンピオン(2009年250ccクラス)であり、現在HRCテストライダーの青山博一が RC213V-Sをライディング。

ロードレース、ラリーレイド、トライアルの世界最高峰を戦うホンダのファクトリー・マシンも展示。

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