前回・前々回記事

バイクカバーの価格の差はどこにあるのか?

前回行った耐熱テストに続いて行ったのが引き裂きテストです。

シート選びで重要になる破れ難さ

バイクカバーを引っ張った時、ホイールナットの緩み防止で使われている割りピンなどに引っ掛けて、破けてしまうことがあります。

この時の強度にどれくらいの差があるかを調べてみました。

用意したのは2mmの六角レンチ。
大きめの割りピンに近いサイズです。

これを万力で固定して動かないようにしました。
強度を測定するのはデジタル式のバネばかりです。

六角レンチにカバー引っ掛け、どれくらいの力で穴が開くかを調べます。

5回同じテストをして平均を出し、そのまま力を加えてどの程度の力で穴が更に大きくなるかを調べます。

バイクカバーの強さは、強度は価格に比例する

最初にテストするのはOSSバイクカバー タフタ。
厚みを測定すると0.07mm弱でした。

六角レンチに当てて、まっすぐに引っ張ると1.5から3kgの間で穴が空きます。

場所によってバラツキがありますが、平均すると2kg弱でした。

一度穴が開くと1.5kg程度の力で穴が広がってしまいます。

次にテストしたのはAngLinkです。
OSSバイクカバー タフタよりもしっかりした手触りでしたが厚みはほとんど変わらず0.08mmでした。

強度はありそうな感じの通り、3.5kg強で穴が空きました。

そのまま引っ張ると、穴が開いた時とほぼ同じ3.5kg程度の力で穴が広がっていきます。

圧倒的強さのメーカー純正カバー

そして最後がヤマハ バイクカバー Eタイプ。

厚みは0.14mmありました。他のカバーの倍です。

引っ張ってみるとこれが他の2つとはまったく違う強さ。

5kgでは穴が開かず、6kg後半から場所によっては8kgに到達してしまうほど。
平均で7kgでした。

穴を広げるには、やはり7.5kg程度の力が必要でした。

どのカバーがベストなのか?

過去三回のテストの結果、どのカバーを選ぶべきか、ということですが、これは何を重視するかによって決まってきます。

耐熱、引き裂きも大事ですが、バイクに被せた時、風などでの飛びにくさは価格に比例しています。
ですから、もしも愛車をとても大事にしていて、しっかりしたカバーしたいのであれば、ヤマハ バイクカバーをオススメします。

カバーにあまりお金をかけるのはどうも、というのであればAngLinkでしょう。
OSSバイクカバー タフタは、引き裂き強度では劣り、更にペラペラしている為、風でメクレやすいという欠点があります。

屋根の下に置いてあって補助的なカバーとして使うとか、とりあえず雨風だけ当たらなければいいというのであればこれで十分という人もいるはず。
愛車の保管状況などをシッカリ考えて選びたいものです。

※今回行ったテストは簡易的なもので、製品の絶対的な評価をつけるものではありません。