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バイクカバーの差を調べるため今回行ったのが耐熱テストです。

走り終わった直後、バイクのエンジンやマフラーは高温になっています。
その状態ですぐにカバーをかけると溶けてしまう可能性があります。

バイクカバーに大事な耐熱性

テスト車両Z1で市街地をノンビリ走って戻ってくるとエキパイの温度は130度から150度。

ガンガン回したりすると200度くらいにはなりそうです。

現行車はマフラーの温度が高くなる!?

現行のバイクは、旧車よりもずいぶん温度が上がります。

排ガス対策でキャタライザーがついていますが、排気ガスの温度が高くないとキャタライザーが機能しなくなってしまうからです。

用意したのはガスコンロ、フライパン、非接触型の温度計。
10秒間フライパンに押し付けて溶けないかとどうかを確認します。

安いカバーが意外にも大健闘

最初にテストしたのは最も安かったOSSバイクカバー タフタ。
徐々に温度を上げていって200度。

熱を受けた部分が縮んでしまいました。けれど穴は空いていません。

思い切って一気に250度。このくらいになるとフライパンからは煙が上がってきます。

この温度だとかなり縮んでシワシワになります。
けれどまだ溶けてはいません。

遂に溶けた! リミットは270度付近

そして260度もクリア。いよいよ270度。

ここで穴が空きました。どうやら270度前後で溶ける様子。

次にテストしたのはAngLink。
これも250度くらいから少し縮んでシワがよりました。

OSSバイクカバー タフタより縮み方は少ないようです。

溶けてしまったのは、やはり270度でした。

そして一番高かったヤマハ バイクカバー Eタイプ。

250度でシワと縮むのが確認されましたが、その影響は今回のカバーの中で一番小さめ。

さすが一番高いカバー。

けれど溶けたのは・・・・270度でした。

耐熱性に関して大きな差はなし

耐熱性に関してはすべてほぼ同じ温度で穴が空きましたが、生地の厚みがある方が縮み方の度合いは少ないようでした。

270度ってどれくらい熱い?

ちなみに天ぷらやフライを美味しく揚げる時の理想的な温度は180度で250度になると木材には火をつけなくても発火します。

今回のフライパンも250度くらいから煙が出てくるくらいですから、今回テストした三つのカバーが相当な熱さまで耐えてくれるということはお分かりいただけたと思います。

マフラー用耐熱テープが310度くらいまでですから、特に慎重にならなくても、普通にバイクを止めて一呼吸おいたくらいでシートをかけても溶けることはなさそうです。

ただ、200度以上だと、どのシートも多少縮みますし、バイクによってエキパイやエンジンの温度は相当差がありますから、あまり油断はしない方が良いと思います。

■筆者プロフィール

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