バイクの楽しみはツーリングだけではありません。カスタムにこだわってみたり、サーキットでレースに出てみたり、街乗りそのものが楽しいというライダーだっているでしょう。しかし、バイクに夢中になりすぎて、ついつい他のことに目がいかなくなってしまう場合も…。そこで今回は、バイクを愛するあまり家族やパートナーに心配されてしまった経験について、アンケートを実施。そのユニークな結果をご紹介します!

家族やパートナーに心配されたことBEST3

バイクに関して家族やパートナーから心配されたことについて、皆さんの回答は以下のような結果に! 最も多かったのは「事故」に対する心配。なんとほぼ8割の方がそのように回答しています。

【1位】事故を起こさないか心配 79%

・彼女と車に乗っていたときに、車の間をスイスイすり抜けていくバイクを見て、「あなたもいつもすり抜けするの?」と心配されました。(東京都・30才・男性)
・バイクの免許を取りたいと親に相談したときに、タイヤが4つある車と違って、バイクは自立しないから、いつ転んで事故を起こすか心配だといわれました。(群馬県・32才・女性)

心配されることの第1位は、「事故を起こしてしまわないか」でした。確かに、危ない運転をしているバイクを見てしまうと「バイク自体が危険な乗り物」だと思われてしまいます。「人のふり見て」ではないですが、バイクによりよいイメージを持ってもらうためにも、皆さん安全運転を心がけましょう。

【2位】ロングツーリングが心配 8%

・免許を取りたてのころは運転が上手ではなかったので、公道はもちろん、長距離のツーリングに出かけるときはかなり心配されました。(神奈川県・25才・女性)
・レーサーレプリカのバイクが好きだったので、ツーリング道中の田舎道でレースまがいなことをしていないかと心配されました。(福島県・40才・男性)

長距離のツーリングとなると、峠を走ったり高速道路を使ったりすることも多いため、特に初心者だと周囲の方は心配になりますよね。運転に慣れるまでは、短距離のツーリングを繰り返したり、経験者と一緒に走るなどして経験を積み、周囲の信頼を獲得していきましょう。

【3位】お金をかけすぎていないか心配 7%

・個性的なバイクにしたくて給料の半分以上をバイクのパーツ購入費にまわしていたら、彼女に「貯金はあるよね?」と心配されてしまいました。(東京都・30才・男性)
・妻に「バイクにお金を使うのはいいけれど、お小遣いの範囲を超える場合は、私への“稟議”が必要よ」と釘をさされました。(新潟県・55才・男性)

バイクを自分好みにカスタムすることは、バイクに乗らない人からすれば必要のないことに見えるのかもしれません。だからこそ、カスタムの魅力や、カスタムによって得られるプラスの効果をうまく説明して、カスタムに対する理解が深まるように努力する必要がありそうです。

家族や恋人が抱く「事故への心配」。私はこうして解消しました

アンケート結果のとおり、一番心配されるのは「事故」ですが、ライダーの皆さんは、どのような方法で周囲の心配を取り除いたのでしょうか。アンケート結果からいくつかピックアップしてご紹介します。

安全運転・安全対策を約束する

・まず原付バイクを1年間乗って、自分が事故を起こすような運転をしないことを証明して妻の懸念を払拭。その後は750ccのバイクと楽しい毎日を送っています。(千葉県・36才・男性)
・ライダースーツの頑丈なつくりとフルフェイスの安全性について資料にまとめて2時間ほどプレゼンをして、彼女の心配を取り除きました。(東京都・38才・男性)

慣れるまで限定的に活用する

・運転が上達するまで「雨の日は乗らない」「遠出はしない」ということを妻に約束して、バイクに乗る許しを得ました。今は運転にも慣れ、休日はいつも妻を後ろに乗せて出かけています。(埼玉県・43才・男性)
・学生時代に「通学時に、慣れた特定の道しか通らない」ことを親に約束してバイクに対する不安を軽減。免許取得の許可を得ることができました。(神奈川県・28才・女性)

その他

・恋人が「バイクって危なくない?」と心配するので、一度後ろに乗せてあげたら彼女もバイクの魅力にはまり、バイクを購入。今は一緒にツーリングに出かけています。(新潟県・55才・男性)
・親としては「バイクといったら男性が乗るもの」というイメージがあったのでしょう。女性が乗りこなせるのかと心配していたようですが、友達の女性ライダーにも協力してもらい、2人がかりで親を説得。無事に普通自動二輪車免許を取得し、バイクを購入しました。(福岡県・31才・女性)

事故に対する心配を取り払うには、安全運転を約束するのが一番。ただ、上記の「彼女の理解を得るためにタンデムしたら相手もバイクにハマって」というエピソードは、バイク乗りにはなんともうれしい出来事ですね。

家族や恋人にもバイクの魅力をわかってもらいたい!

バイクに夢中になるあまり、家族やパートナーから「バイクにハマりすぎじゃない?」などと指摘を受けた経験はありませんか? そんな時、ライダーの皆さんはどのようにして自らのバイク愛を理解してもらったのでしょうか? 指摘された内容別に、アンケートの回答を見てみましょう。

バイクは維持費が高いんじゃない?

・車に比べて燃費がよいためガソリン代も安く済むし、保険料も安い、といった感じで車と比較してわかりやすくメリットを説明したら、奥さんも理解してくれました。(埼玉県・33才・男性)
・趣味がバイクしかない僕は、まわりの友人が趣味にしているゴルフに比べれば安上がりだということを中心にアピールして、彼女に納得してもらうことができました。(宮城県・26才・男性)

私(パートナー)とどっちが大事なの!?

・休日のたびにツーリングに出かける私に、妻は「私とでかけるより、一人でツーリングのほうが楽しいわけ?」と一言。そこで「百聞は一見にしかず。とりあえずタンデムツーリングに行こう!」と誘ってみました。すると、ツーリングが終わるころには妻もすっかりバイクの虜に。今では大型二輪免許を取得するまでになりました。(東京都・40才・男性)
・バイク仲間とつるんでばかりいたら「たまには遊んでよ!」と彼女の不満が爆発。そこで、半ば強引に彼女をバイク仲間のグループに入れ、後ろに乗せてツーリングに出かけました。すると彼女も、二人乗りを楽しむようになりました。(石川県・22才・男性)

女性なのに、大丈夫?

・バイクの免許をとりたいと両親に相談したところ、母親から「女性がバイクに乗るなんて」と猛烈な反対を受けました。しかし、父親が大のバイク好きだったため、父親と一緒に母親を説得。無事に免許を取得することができました。(奈良県・26才・女性)
・「女の子がバイクに乗るなんて、不良みたいだ」と祖父から言われました。頭にきた私は「おじいちゃんの時代と違って、今はバイクに乗るのに男女関係ない」と、初めて祖父に反抗してしまいました。それが相当ショックだったのか、祖父はバイクに乗ることを理解してくれただけでなく、教習所の費用まで出してくれました。(熊本県・30才・女性)

バイクに限らず、趣味はなかなか他人に理解されにくいもの。しかし、情熱を持ってバイクの魅力について語れば、その思いはきっと通じるはず。そしてすぐに、一緒に楽しめるようになるでしょう。

まとめ

バイクについて家族やパートナーから何か言われたときには、バイクの魅力を理解してもらうことも大切ですが、まずは「心配を取り除く」ことが肝心。やはり最初は「真剣に訴える」こと、そして無事故を続けて「信頼を得る」ことが何よりも重要です。周囲の人にバイクの魅力を理解してもらい、「楽しんできてね」と手を振ってもらったり、「一緒に出かけよう」と言ってもらって、みんなでバイクを楽しみましょう!

マメ知識コーナー

今回の記事でも触れている「安全運転」に関連して、標識に関するマメ知識をご紹介します。「踏切あり」の標識と聞いて、皆さんはどのような標識かイメージできますか? そうです、ひし形の黄色い標識(警戒標識)で、列車が描かれているものです。では、皆さんが頭の中でイメージしている列車は、一体どのようなものですか? 実はこの標識に描かれている列車には、もくもくと蒸気をあげている蒸気機関車(左)と通常の電車(右)とがあるんです。この標識、もともとは蒸気機関車が描かれていましたが、1986年から電車の標識が登場。現在は蒸気機関車と電車の2種類の標識が混在しています。

【アンケート概要】
調査対象:現在バイクを所有している方
調査主体:CROCO株式会社
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年5月16日~5月21日

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■筆者プロフィール

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