【漫画】ライダーが描く、バイクを教えてくれる漫画「モーターサイクルメモリーズ2」が面白かった!
公開日:2018.04.23 / 最終更新日:2021.05.02
バイク漫画「モーターサイクルメモリーズ」の2が発売!
ライダーの共感はもちろん、ライダーじゃない方が読んでも面白い作品になっているんです。
モーターサイクルメモリーズって?
モーターサイクルメモリーズとは、元々ミスターバイクという雑誌で連載していた漫画。
熱烈なファンが多く、当時連載していたものをまとめて単行本化したのがコレなんです。
今回はその第2段が発売されたんです!
所々マニアックなネタを含みつつ、しっかりとバイクの魅力も教えてくれ、読みやすいのが特徴です。
バイクの良さを教えてくれる
モーターサイクルメモリーズを読むと、ライダーはもれなくバイクに乗りたくなります。
これはそういう漫画です。
短編が何個か収録されているんですが、どのストーリーもライトにバイクライフの良さを教えてくれるんです。
読んでいて特に飲み込まれたのは、近未来のロボットの話。
ロボットが自我を持ち、人間と対立している、まるでターミネーターみたいな世界観なのですが、世界の悲しさを表現しながらも、主人公がバイクに乗りながら考え事をするんです。
一人でバイクに乗っていると、こういうことってたまにありますよね。
ストーリー後半では誰もが知っている”あのロボ”みたいなキャラが登場したり、読み手をグイグイとその世界に引き込んでいきます。
マニアックネタも健在!
作者「せきはん先生」の作品では毎度恒例ですが、マニアックネタは今回も健在。
ドリーム CB450が登場したり、ガレージのシーンでは「コレってあのタンクじゃ…」と読者を妄想させる一幕も。
「この作者は相当バイク好きなんだな」、ということが描写やストーリーから伝わってくるのも、この作品の魅力です。
バイク好きが作っているからこそ、バイクのよさが伝わって来るんです。
ぶっ飛んだ展開も面白い
中にはぶっ飛んだ展開も。
はやぶさに乗る彼は訳あって全裸です。
全裸でメーター振り切るまで全開で走ります。
もはや狂気の沙汰。
こんなにぶっ飛んでいるのに、読み手がその世界を把握できるのもスゴイ。
登場するキャラのセリフも、いちいちカッコイイので注目です。
今回はファンキーなキャラも
ちょっと珍しいのが、ものすごくファンキーなキャラが登場する一幕。
今まで、ここまでのファンキーキャラは見たことがありませんでした。
絵のタッチも違うし、セリフも手書き。
アメコミっぽい感じなんですが、あとがきを見てみると小学6年生と一緒に作った、という一文が。
こういうどんでん返しが最後にあるから、面白く読めちゃうんですね!
まとめ
「モーターサイクルメモリーズ2」はすでに発売中なので、ネット、書店でも購入することができます。
とらのあな、COMICZIN、書泉・芳林堂書店で買うとイラストカードの特典もついてきます!
ライダーも、バイクに興味があるだけの方も、気軽に読める作品なので、是非注目してみてください!
モーターサイクル メモリーズ 2
書名:モーターサイクルメモリーズ2
著者:せきはん(大森しんや)
発売日:2018年3月12日
発行:アース・スターエンターテイメント
価格:700円+税